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そんな勝手な約束を
知らない所でされては
スケジュールの調整もままならない。
「重要なことじゃないですか。
どうして私に
話してくれなかったんです?」
「心配しなくていいよ。
レストランの個室は
ちゃんと押さえているから」
そういう問題ではない。
どうも
温人さんはわかっていて
わざとはぐらかしているようだ。
こうなると
説明を求めるのは難しい。
仕方がないので
黙ってついて行くことにする。
今日の温人さんは
何だか様子がおかしい。
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