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「知識と言語って…それ位はサービスでつける予定だったんだけど…それより!チート能力要らないの!?」
「チート能力?あぁ、無双したりとかか?要らねーよ」
「普通に創造の能力とか最強の肉体とか求められると思ってたから…」
ソウの言葉に俺は呆れる
「はぁ、あのなぁ、努力もしねぇで、努力してる奴に勝っても嬉しくねぇだろ、むしろ底辺から始めても良い位だ」
ソウは再び驚いた表情になる
「颯斗くん……僕、君の事気に入っちゃった!その三つの願い聞くよ!でも、少しだけサービスさせて!」
「チートは要らねぇぞ?ただでさえ、無料で三つもお願い聞いて貰ってんだ、後で何を言われるか………あ、金ならねぇぞ?」
「いや、要らないから、何も言わないから……異世界生活を充実にするための事だよ!まぁ、それは後からのお楽しみで!」
そう言うと
ソウは俺の頭に触れた
「グァッ!!痛…いけど…死んだ時に比べればまだまだ!」
暫くすると痛みは引き、代わりに身体の中に温かい物と知識が流れてきた
「三つの願いは聞き届けたよ、じゃあ、早速行く?」
「あぁ、ありがとな!何だかんだで楽しかった、また死んだ時にでも会おうぜ」
「今度はあんな死に方しないようにね!」
「大きなお世話だ」
俺が笑いながらそう言った途端
俺は意識を失った
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