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「ん?待って?さっきから会話がおかしい気が…ちょっと失礼」
自称神が俺の肩に触れる
少しして自称神は溜息をつく
「あのね、颯斗くん、僕は自称神でも、厨二病でも、ストーカーでもない、本当に神だよ?」
「俺の心の中を…?」
「そう、僕は本物の神」
「じゃあ、俺は何で、その神様と会ってるんだ?」
そう、何故俺が神様と会ってる
唯の人間が神様とやらに会えるはずがない…いや、普通に会えるのか?な訳…
「…それはね…君が死んだからだよ」
「死んだ!?まさか!……あれか」
「そう、君は足の小指を2度ぶつけ、バランスを崩し倒れた時受け身を取り、画鋲が刺さり、脛をぶつけ、その後自分の足で顔面を破壊して死んだ」
「いぃぃぃいぃやぁぁぁあぁ
あ!!!!!!!!!
そんな!そんな死に方があるかぁぁああ!!!」
「やっぱり取り乱しちゃったか、まあ、死に方が死に方だし、《鎮静》」
ソウが鎮静と言うと頭が一気に冷え、落ち着きを取り戻す
「すまん、取り乱した。あ、取り乱しついでに一つ質問して良いか?」
ソウは首を縦に振る
「神様って、俺ら人間が死んだら誰でも会えるのか?」
「な訳無いでしょ!そんな制度が有ったら、他の仕事出来ないよ」
確かに…世界で数秒に一人人が死んでるらしいからな…
「ん?じゃあ、何で俺は…」
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