間違いだらけ。

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数分後。 匂いを頼りにやってきたのは食堂だった。 腕時計を見てみるとちょうど午後のティータイムの時間だった。 学校お抱えのシェフがなんとケーキを作っていたのだ。 一つ一つ丁寧にお皿に盛られたケーキはそこいらのスーパーで買えるような安物ではない見栄えだった。 うわぁ!!めちゃくちゃ美味しそう…… ケーキを見た瞬間、オレの胃袋はたちまち空腹を訴えてきた。 でも、これ、食べていいのかな……? 誰かに頼まれて作ったとか昼食や夕食の料理と違って生徒達だけのものとかかも…… むぅぅ…
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