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「実は私、1年の頃からずっとお姉様を見ていて…だから…私の……私だけのお姉様になってほしいんです!」
はっきりとした口調でそう告げる。
お、お姉様!?
しかも、私だけのってことは…その、あの、つまり……!!
オレは咄嗟に花壇の下に顔を隠した。
話を聞いているだけなのに自分の顔が真っ赤になっていくのが分かる……
そ、そうだ。か、肝心の彼女達はどうなって……
!!!!
少しばかり顔の熱が冷めたのを確認し、花壇の下からゆっくりと顔を出したオレだったが、再びその顔を真っ赤にさせることとなった。
あ、あ、あ……
2人の影が重なっている……
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