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「そんなことよりぃ、私たちのことはいいんですよぉ。ほらほら、お姉様、一緒に入りましょう~」
グイグイとオレの手を引っ張ってくる。
ちょ、ちょっとぉ!!
そんなに近づかれたら嫌でもその姿が目に入ってくるじゃないか!
「い、いや、本当に申し訳ないんだけど、さっきも言ったようにアタシ、お風呂に入りにきたわけじゃ…それにあなた達、上がったばっかりじゃない…あんまりお風呂入ってるとのぼせちゃうからさ…」
オレは顔を真っ赤にさせながら、できる限り、彼女の姿を見ないように目線を逸らしながら、なんとかこの状況を回避できるように抗う。
だが、オレが必死に抵抗を試みている間に、もう1人の女の子がオレの背後に回り…
「!!?」
こ、腰に手が…!
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