エピソード 4 『ピナとアランと大阪バーベキューバンド』

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オレンジジュース・・ 思い出したよ ジムで弾いていた時 他愛も無い話しをいくつもして いた なんでも無い話し 朝どのジュース飲むのがいいか? って話しの時に私がオレンジシュース を押しまくった事があった 適当な話しだ そんなにオレンジジュースが好き な訳でもない 酔っ払ったノリの会話だった ピナは俺にオレンジジュースを 押し付けてほっぺにキスしてくれて 絶対やっちくとイタリアに来い って言うてくれた 嬉しかったね 彼女は私達に素晴らしい 忘れられない時間をくれた 彼女が居なければ 大阪バーベキューバンドは 無かったかも知れない・・ いや無かったね 彼女との別れを済ませ 私は帰国するためフェリー 乗り場へ向かう・・・
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