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彼は画家だった
もう既に私でも知ってる様な深夜番組の
セットの絵を描いてたりもしていた
そんな彼は誰からも好かれるような
キャラだった
クシャっとなるような笑顔
それをかもし出すオーラ
そのすべてが優しかった
正直そんな彼が嬉しかった
旅の始まりでイメージ壊された人間に
救世主が現れた感だった
彼らの8人部屋には私と同じ様な
バックパッカーが8人集められていた
多分部屋割りの時に同じ感じの人達で
分けたんだろうけど私が数合わせで
あちらに入れられたんだろうか・・
彼らに出会ってからは別世界になった
同じ志を持つ、正に同志に会ったん
ですから
堂々と夢やルートを語り合い
情報を貰い、再会を誓い
住所を交換し友となった
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