エピソード 1 『情熱大陸』

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彼は画家だった もう既に私でも知ってる様な深夜番組の セットの絵を描いてたりもしていた そんな彼は誰からも好かれるような キャラだった クシャっとなるような笑顔 それをかもし出すオーラ そのすべてが優しかった 正直そんな彼が嬉しかった 旅の始まりでイメージ壊された人間に 救世主が現れた感だった 彼らの8人部屋には私と同じ様な バックパッカーが8人集められていた 多分部屋割りの時に同じ感じの人達で 分けたんだろうけど私が数合わせで あちらに入れられたんだろうか・・ 彼らに出会ってからは別世界になった 同じ志を持つ、正に同志に会ったん ですから 堂々と夢やルートを語り合い 情報を貰い、再会を誓い 住所を交換し友となった
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