エピソード 1 『情熱大陸』

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『情熱大陸』・・・ 今や言わずと知れたあの番組 もうかなり歴史も古い あのプログラムに何故か心が震える 私が一番好きな『番組』 なんだろう、あの時間が良いのか 始まる時のあの音楽なのか ・・・でもやはりそこに紹介される 人物が輝いてるからなのか・・・ ずっと惹かれ焦がれていつか自分が 出たいと人生の一番の夢としている プログラム 特別な思い入れを持って見ている そんな番組だった・・・ 私は20代の頃 自由に旅をするバックパッカーに 身を置いていた 私は29才で旅を終えた・・ 理由は複雑にいろいろとあったが 私は人生の中でも大きな旅時代を終えた。 私が旅を終えて7年程経っていたある日 私は昔夢みた自分とは違う自分だった かも知れない そんな日曜日の夜、明日の仕事に憂鬱な 思いで今日最後のビールを飲んでいた 日曜日23時『情熱大陸』 !一瞬で気付いた オープニング音楽に乗り現れた顔 ・・・彼だ!!
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