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仙人修行
私は巨大な資本主義社会を回す歯車と化した自分に嫌気がさし、
会社をやめて山奥の仙人に弟子入りする事にした。
「フォッフォッフォ仙人の修業は辛く厳しいぞい、
山の霞を食わなくてはならぬし
今までの弟子達は皆すぐに昇天した。」
「そっそんなに!?
でも私は退路は断ちました
背水の陣で修業します!!」
「フォッフォッフォッ
では弟子入りを認めよう。」
仙人はパンパンと手を叩き何かの合図をした。
「せんちゃ~んその人が新しいお弟子さん?」
その女は谷間とスリットが大きく開いた服に派手なメイク、
どう考えてもこの修業場に似つかわしくない。
色欲を断ち切れるかという試練か?
「グヘヘヘ~カスミちゃん待った~?おまたせ~」
「仙人様、まさか昇天とか霞を喰うって・・・・・」
「もちろん性的な意味でじゃ!
山野カスミちゃんのテクは凄いから今までの弟子はすぐ果ててもうた、
さあ三人で修業を始めるぞい
グヘヘヘヘヘ~!!」
「今からでも頭下げたら会社に戻れるかな・・・・・」
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