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連続暴行犯
「たっ助けてぇ~!!」
私はすっかり遅くなった学校の帰りに、
連続暴行犯に追い掛けられていた、
クラスの皆も次々と犯られたらしい。
「フフフそっちは人通りのない公園、
誰も助けにきませんよ?」
そう言いながら暴行犯がグラサンとマスクを外すと見慣れた顔が。
「ああっ!保健の先生!?」
「私はこうやって夜回りして生徒一人一人に体を張って向き合っている、
さあ個別授業の始まりだ!!」
「やめてください先生!
私は初めてなんですよ!!」
「うるさい!男のくせにガタガタぬかすな!!」
そう実は「私」は男でこの卑劣な保健の先生は女だ。
女の性的暴行犯とか正直どんなブサイクなオバさんかと思っていたが、
この先生は前から憧れてた美人の女教師だ。
「君い!私は我が校の教師になりたい動機を聞いているんだ!!
君の汚い童貞喪失話なんて聞いていない!!」
教師採用試験の面接官は怒っているが、
私は胸を張って答えた。
「私は人生観を変えてくれた彼女の様に
生徒たちに体を張って導く教師になりたいんです!
やる気みなぎってますよ!!」
「なんのやる気だ馬鹿者!!
不採用!!!!」
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