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ハバナ「私が3階の最後のゾディアック、『人・バ・キュー』のハバナ。
ここで行う対決は…、部屋の名前からもわかるように、逆立ち対決だ。
なぜかと言うと、私は見て分かるようにキューバ人だからさ。逆さにすると『人・バ・キュー』ってわけだ」
闘「然、悪いけど、今回、お前がコイツと対決してくれ…逆立ちなんてしたら、食った物が逆流してきそうだ」
然「わかりました」
ハバナ「それでは、行きますよ。ヨーイ、スタート!」
二人は逆立ちを始めた。
然「…」
ハバナ「…」
闘「…29…30…」
ハバナ「ハァハァ…」
闘「然、コイツ、もうバテてるみたいだぞ!」
ハバナ「58…59…60…もうダメ…」
バタン
ハバナは倒れた。
然「どうやら、私の勝ちみたいです」
ボトル「やっぱり、私たち、ダメ宮の3人じゃ歯が立たなかったわ」
フライ「でも、この先、4階…魔の第4階層は、今までのどんな敵よりも恐ろしい魔物がいるっていう話ですよ」
ハバナ「油断しない事だな…。ギャグモードじゃ勝てないぞ。シリアスモードで行かないと…」
ボトル「私たちも、あなたたちが生きて帰れるように祈っておくわ…」
然「ありがとうございます!」
闘「…早く、次、行こうぜ!!」
ボトル「あっ、それと、もう一つ…これはただの噂なんだけど…」
ボトル「なんでも、第4階層の3部屋の先には、通称『花の道』っていう毒の道があって、その毒から身を守るためには、その道の真ん中あたりにある靴箱のような棚のような物の中にある『土のソウル』?とかいう物を使うしかないらしいって話よ。本当かどうか分からないけど、とにかく気をつけてね」
闘「あぁ、頭の片隅にでも入れとくよ。じゃあな…」
第九章(磨羯宮に似た宮)に続く
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