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闘「おい、今までより、階段長くないか?気のせいかな?」
然「いや、確かに長いですよ…」
十数分後
闘「やっと、4階に着いたぜ!」
然「『【魔の第4階層】へようこそ!-但し命の保証は致しかねますが…-』って書いてますよ」
闘「次の魔羯宮って、こっちらしいぜ」
然「闘、そういえば、ここが、私達が最初に入った宮でしたよね?」
闘「そうそう…忘れてた…」
「魔羯(まかつ)宮」とドアに書かれている。
闘「どうやら、ここらしい…って、こんな扉だったっけ?」
ギィー
闘「しっかし、この扉、こんな重かったっけ?」
闘は、何とか扉を開けて中を見た。
闘「あれっ?」
然「どうしました?」
闘「道番のおっさん、まだいたのか!」
道番「やっと、この部屋の掃除も終わった。貴様ら、よくここまで来れたな…。しかし、ここのゾディアックは…まぁ、じきにわかるさ…じゃあな」
然「あの人、行っちゃいましたよ」
闘「そんな事より、然、部屋の奥から何か怪しい気配を感じないか?」
然「そういえば…」
闘、然「!」
闘「何だ、あれは?」
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