第九章 魔羯宮の戦い-そもそも「マカツ」って何?-

2/5
前へ
/16ページ
次へ
闘「おい、今までより、階段長くないか?気のせいかな?」 然「いや、確かに長いですよ…」 十数分後 闘「やっと、4階に着いたぜ!」 然「『【魔の第4階層】へようこそ!-但し命の保証は致しかねますが…-』って書いてますよ」 闘「次の魔羯宮って、こっちらしいぜ」 然「闘、そういえば、ここが、私達が最初に入った宮でしたよね?」 闘「そうそう…忘れてた…」 「魔羯(まかつ)宮」とドアに書かれている。 闘「どうやら、ここらしい…って、こんな扉だったっけ?」 ギィー 闘「しっかし、この扉、こんな重かったっけ?」 闘は、何とか扉を開けて中を見た。 闘「あれっ?」 然「どうしました?」 闘「道番のおっさん、まだいたのか!」 道番「やっと、この部屋の掃除も終わった。貴様ら、よくここまで来れたな…。しかし、ここのゾディアックは…まぁ、じきにわかるさ…じゃあな」 然「あの人、行っちゃいましたよ」 闘「そんな事より、然、部屋の奥から何か怪しい気配を感じないか?」 然「そういえば…」 闘、然「!」 闘「何だ、あれは?」
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

0人が本棚に入れています
本棚に追加