第七章 少女九の戦い-運動会対決!? -

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A 「7種目めはハンマー投げですわ」 闘「やっと個人競技か。これは俺に行かせてくれ」 然「分かりました。頑張ってください」 さすがに、これは少女Hの記録をかなりオーバーした闘の記録が上回り、久々に、勝ち越した。 A 「8種目めは棒高跳びですわ。これは、私の得意中の得意種目ですわ」 闘「どうする?向こうは、かなり自信あるみたいだけど…」 然「私がやってみましょう」 A 「ここですわ」 そこは、この部屋の中でも特に天井が高くなっていた。 A 「さあ、私の華麗な技を御覧くださいまし…」 Aはそう言うと、サッと棒を掴むと、風のような速さで闘たちの前を駆け抜けた。 すぐに、踏み切りで思い切り身体を反らしたかと思うと、棒の一番高い所にいつの間にか居て、そこから8m以上はあろうバーの上を越えて、そこからは、ゆっくりと舞い降りてきた(ように闘たちには思えた)。 然はその後、そこそこ上手に跳んだが、彼女の跳躍とは、雲泥の差があった。 勝負は4勝4敗となった。 A 「最後は、陸上の花形競技、リレー対決ですわ。これは、このトラック10周を、私達は、1人1周、アンカーだけ2周、あなた達は1人5周を走って先にゴールした方が勝ちですわ」 然「ここは、私が先に走ります。闘は、必ず先にゴールテープを切ってください。お願いしますよ。」 闘「分かった。後半は任しておけ!」
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