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もぐら医師の休日
著者:「えらいことに気付いた…。」
龍一:「何が?」
著者:「この話だけ、無駄に長い…。」
龍一:「あそう。」
著者:「簡単に流すな。
編集する方としては冷や汗かいた…。
そんぐらいこの話はなぜか無駄に長いんだよ!!」
龍一:「書いたのお前だから。」
著者:「なんでこんなに長くなったんだろ…。」
龍一:「あれだろ…。格闘シーンとか、ねずみのこととか、俺らのやりとりとかいっぺんに詰め込んだ話だよな確か。」
著者:「読み返したら、ネタも文章量も盛りだくさんだった。
この『もぐらシリーズ』は読みやすいように打ち直ししてるから、自然とページ数が増えてるんだけど、
この話を打ち直したら軽く20ページは行くかも…。」
龍一:「ほかの話は元は大体5ページぐらいだったよな。それを打ち直したら大体倍ぐらいのテキスト量になってるからな…。」
著者:「これ、編集に時間かかるよ…。」
龍一:「はしょれば?」
著者:「はしょれる所ないんだよな。無理にやると話の流れぶった切ることになるし…。」
龍一:「話を前編後編に分けたら?」
著者:「それほどの話でもないし…。
どうしようかな…。まじで。
ここで頓挫するのは中途半端で嫌だしな…。
仕方ない、コツコツ書いていくか…。
ねずみのところなんかぎっちり書きすぎて読みずらくなってたから、読みやすくしたいし…。」
龍一:「まあ、頑張れ。」
著者:「他人事だと思っておざなりな励ましだな、おい。」
龍一:「まさに他人事だから。」
著者:「お前が集団で襲われる18禁描写書き下ろそうかな…。」
龍一:「おい!それはやめろ!!
てか、ただでさえネタ多すぎて持て余してるんだからそんな余裕ねえだろが!!」
著者:「だから、本来の話全部無視して18禁描写全開にする。」
龍一:「非公開になるぞ…。」
著者:「やっぱり真面目に書きます。」
龍一:「まさしく、チキン野郎だな。
これまでも、過剰なまでに描写をぼかしてる所たくさんあるし…。」
著者:「うん。長いものには喜んでまかれるタイプだから。
あ、冒頭文の時点でかなりのテキスト量だ…。」
龍一:「こんなに書けるんだったら、本文の編集に時間かけろよ!!」
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