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「一時期、噂になってたよね。あの二人」
「そ、そうなんだ」
まさか、こんなことになるなんて、思ってもいなかったよ、、。
「あ、つぎ理科だ。移動しよ!」
「うん、。」
1、2組と3、4組の間にあるホールを通って行こうとすると、そこには橋本くんの姿が。
目を伏せて視線を合わせないようにして通り過ぎる。
関わらないようにする。
はずだったのに
「おはよう!」
見覚えのある声の方に、目線を向けると
え、、、?
なぜか橋本くんがいて。
しかも、すっごく笑ってるし
イライラするほど。
なんか、絶対からかわれてる。
何事もなかったように、その場を通った。
「え、橋本が。挨拶してきたよね?今。」
私より、隣にいた奈々絵ちゃんの方が驚いていて。
「からかってるだけだよ。」
×××××××××××
ホールで、星野と話していると、杉浦が通りかかったから
「おはよう!」
と、挨拶をしたんだけれども
なにもなく通り過ぎて行ってしまった。
「無視?ひどくない?」
星野は、杉浦の後ろ姿を見ていった
「まぁ、あんま話したことないし。仕方ない!」
「ふ~ん」
そう言うと、星野は少し口を尖らせた
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