橋本くん

3/15

5人が本棚に入れています
本棚に追加
/20ページ
「一時期、噂になってたよね。あの二人」 「そ、そうなんだ」 まさか、こんなことになるなんて、思ってもいなかったよ、、。 「あ、つぎ理科だ。移動しよ!」 「うん、。」 1、2組と3、4組の間にあるホールを通って行こうとすると、そこには橋本くんの姿が。 目を伏せて視線を合わせないようにして通り過ぎる。 関わらないようにする。 はずだったのに 「おはよう!」 見覚えのある声の方に、目線を向けると え、、、? なぜか橋本くんがいて。 しかも、すっごく笑ってるし イライラするほど。 なんか、絶対からかわれてる。 何事もなかったように、その場を通った。 「え、橋本が。挨拶してきたよね?今。」 私より、隣にいた奈々絵ちゃんの方が驚いていて。 「からかってるだけだよ。」 ××××××××××× ホールで、星野と話していると、杉浦が通りかかったから 「おはよう!」 と、挨拶をしたんだけれども なにもなく通り過ぎて行ってしまった。 「無視?ひどくない?」 星野は、杉浦の後ろ姿を見ていった 「まぁ、あんま話したことないし。仕方ない!」 「ふ~ん」 そう言うと、星野は少し口を尖らせた
/20ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加