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城の大広間から、不気味な笑い声が上がっている。
魔女エレーンが、拐ってきた民びとをオモチャに、怪物に食べさせようとしていた。
魔女エレーンの傍らに、魂の抜かれたペシウス王。
そして、エレーンの連れてきた、不気味な男たちだ。
エル、そしてスワン姫、ヨサムは、大広間に殴り込んだ!
「そこまでだ!エレーン!」
「お父様!目を覚まして!」
「ヨサム!頼む!」
「任しとけ!」
ヨサムは呪文を唱え始めた。
痺れ霧の魔法だ!
エレーンが立ち上がる。
「おのれ!小娘!どうやって逃げ出した!?者共!出会え!出会え!」
しかし、誰も駆け付ける様子がない。
「残念だったな、魔女エレーン!ゾードは立ち上がったぞ!お前は終わりだ!魔女!」
「おのれ!貴様何者だ、小男!シャザーン、やってお仕舞い!」
怪物が、民びとをオモチャにするのを止め、エルたちに襲いかかる!
「俺はブドゥの村のエル!覚悟しろ!魔女!」
怪物がエルに飛びかかった!
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