第4章~宿泊学習~

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慶樹「………」 楓「………」 2人が向かい合って座っているテーブルは沙羅たちがいるテーブルとか離れた場所にあった 2人が座ってから数秒、沈黙が続く そんな沈黙を切り裂いたのは慶樹だった 慶樹「………ごめんな」 楓「えっ?」 慶樹「…楓には関係ないって言ったこと」 慶樹は頭を掻きながら、申し訳なさそうに言った 楓は慶樹が急に謝ってくるとは思っていなかったのか、驚いた表情を浮かべる 慶樹「…… ………何か言えよ」 楓「あっ、ご、ごめん……」 慶樹「ふっ、何で楓が謝ってんだよ」 遠慮しがちに謝る楓に微笑する慶樹 慶樹「楓を巻き込まないことが正解だと思ってた… そんな自分の考えが正解だと思ってた… でもこの考えは……不正解だった」 楓「慶樹…」 楓はホッとした表情を見せる 楓「じゃあ教えて… 何があったのか」 慶樹「ああ… まずはーーーーーー。」 慶樹と楓は2人で話し込んでいた 沙羅「愁、この問題分かる?」 愁「そこは分かるけど、俺こっちの問題が分からないんだよね~」 沙羅「あっ、私そこは分かるよ♪」 愁「マジか! じゃあ教え合おうぜ(笑)」 沙羅「うん♪」 昭人「あの~、俺を見捨てないでくれません??(泣)」
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