第3章~友達~

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凪「やったぁ~! 愁と一緒だぁー♪」 愁「おっ、まじか(笑) よかったな凪!」 愁と凪はクラス表で自身のクラスを確認した後に、教室に向かって歩いた 愁「ここが1年2組」 凪「私たちのクラスだね! 早速入ろう(笑)」 凪はそう言ってガラガラガラとドアを開けた その瞬間…… 凪「わっ!」 健「えっ!」 凪が開けたドアから教室に出ようとしていた健斗とぶつかりそうになってしまった 凪「び、びっくりしたぁ~!(汗)」 健「ご、ご、ごめんなさい!!」 健斗はバッと深く頭を下げて凪に謝った 凪「ううん、わたしは大丈夫だよ!」 愁「凪が勢いよく開けるから悪い」 凪「む、それどういう意味~?」 凪は愁を睨みながらそう言う そんな2人の姿を姿勢は頭を下げたまま、顔だけ上げて健斗は見ていた 愁「?? どうかした?」 そんな健斗の姿を見て不思議そうに思った愁 健「い、いえ!(汗) じゃあ、失礼します!!」 健斗はまた歩幅が狭い早歩きで教室を出て行った その姿をキョトンとして見る愁と凪 愁(変な奴だなぁ…… 凪もそう思ってんのかな?) 凪(やった…… 友達1人目見つけたぁ♪) 2人がお互いに違う思考なのは知る由もなかった
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