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翔「星が綺麗だな……」
夕「ちょっと、どうしたの急に?(笑)」
翔「ん~?
いや、こんな風に星を見るのも久しぶりに思えてさ!」
翔がそう言うと、夕紀はクスッと笑いながら答えた
夕「それは……
誰かさんのチームが日本一決めちゃって、取材やら何やらで忙しくて大変なっちゃったからね~(笑)」
翔「わ、悪いことみたいに言わないでよ(汗)」
翔と夕紀の話を何故か聞きに入ってしまった慶樹と楓
その2人に気付かず翔と夕紀は話を続けた
夕「そう言えば……花怜、いい子にしてるかな?」
翔「してるに決まってるよ
俺の娘だぞ?(笑)」
夕「何言ってるの?
私の娘だからだよ!(笑)」
慶「そろそろ声を掛けた方がいいんじゃないか?」
楓「そうだね……
あ、あのぉ!」
楓がそう声を掛けると翔と夕紀はベンチから立ち上がって慶樹と楓を見た
翔「君たちは……篠さんの生徒の………」
慶「すいません
こいつがどうしても夕紀さんに聞きたいことがあるみたいなんで……」
慶樹は近付きながらそう答えた
夕「私に?」
楓「はい……あの、その…………」
楓はそう言葉を詰まらせながらチラチラと翔を見た
その仕草を理解した夕紀は翔に向けて言葉を発した
夕「翔……すぐに戻るから、先に宿に戻ってて?」
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