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沙「そっか………………
……ならいいや!」
沙羅は上半身だけ起こして凪の方を見ながら続けた
沙「本当は凪は健斗、健斗って言いながらも
まだ心のどこかで愁のこと想っているんじゃないのかなって思ってたけど、凪がそう言うならそれを信じるっ!(笑)」
凪「沙羅ぁ~……(笑)
沙羅大好きぃ!!」
沙「わっ!
ちょ、ちょっと凪ぃ~(汗)」
凪は横になっている楓をピョンッと飛び越え沙羅に抱きついた
楓「本当に凪はハグ魔だね~(笑)」
凪「だってぇ~!
こうすると気持ちいいんだもん♪」
沙「く、苦しいよ凪ぃ…(汗)」
沙羅は強く抱きつかれ過ぎているのか、苦しそうな表情を浮かべている
それに気付いた楓
沙「か、楓……助けて………」
楓「あっ、まだ夕紀さんに返信してなかった(笑)
返信しなくちゃー」
片言を喋りながら、楓はプイッと視点をケータイに移した
沙「……楓のばかぁー!」
バシッ!!
楓「いったぁ!
何もそんなに強く枕で叩くことないでしょ!!?」
楓は背中を沙羅に思い切り叩かれたことに憤りを感じている様子だった
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