第4章~宿泊学習~

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暗くなって顔が曖昧にしか見えない状況だが、顔を赤くしているのが3人には分かった 愁「だって状況的にしょうがねぇだろ?」 慶「廊下の見回りを先生がしてんだから、寝ている凪を運ぶこともできないし 昭人を止めないといけないだろ?」 健「で、でも、そ、そんな急にい、い、一緒に寝るなんて……そ、そのぉ///////」 恋愛経験が全くない健斗はただ寝ることにも恥ずかし過ぎて何も出来ずにいた 昭「…………じゃあこうすっか!」 昭人は再び健斗の隣に布団を寄せてくっつけた それと同時に健斗は慶樹に言われた通り、凪を護ろうとする姿勢になった 昭「………………健斗この布団を使っていいぜ!」 健「えっ、それは悪いよ 昭人、風邪引いちゃうよ?」 昭「だぁーーいじょうぶだよ!(笑)」 昭人はそう言いながら自分の鞄から宿泊学習の予定表を取り出した 昭「……OK、OK! この階の1番奥の部屋ね(笑)」 愁「?? どうした昭人?」 昭「んんっ? 俺が凪たちの部屋に行って、そっちで寝るわ~~♪」 愁「はぁぁ!!!?」
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