第4章~宿泊学習~

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凪「………………んっ」 凪はゆっくりと目を開いた 開けてすぐ視界に入ったのは 健「スーー、スーー」 健斗の寝顔だった 凪「……可愛い(笑)」 凪はツンツンと健斗の頬を触った そんなことをしながら周りを確認する 健斗と凪の布団は近くにあるが、愁と慶樹の布団は離れた位置にあった 凪「……昭人はどこだろう?」 慶「…………」 凪がそう言うと同時に慶樹が上半身だけ起こした 凪「あっ、慶樹おはよぉ(笑)」 慶「……おはよう」 慶樹はそう言ってバックの上に置いておいたタオルを持って洗面所に行った 凪「慶樹も起きたし……健斗も起こしちゃお(笑)」 凪はそう言うと健斗の肩を力強く揺すった 凪「健斗ぉ!起きてぇ!(笑)」 健「ん…………な……ぎ?」 健斗は眠そうに細目で凪を見た 凪「おはよー!(笑)」 健「うん……おはよ」 健斗は横になりながら布団の前に置いていた眼鏡を取った 凪「健斗!いい天気だし散歩行こぉ♪」 健「えっ、勝手に散歩とか行っていいのかな?」 凪「いいの! 早く早く~!!(笑)」 健「ちょ、ちょっとそんなに掴まないでよ!(汗)」 健斗は凪に引っ張られながら部屋を飛び出ていった 慶「……」 慶樹はタオルを首に下げて寝室に戻った 慶「さて、俺は昭人でも回収してくるか」
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