第4章~宿泊学習~

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慶樹「全てお前のシナリオ通りってことだな?」 雷太「ん?何のことだ「惚けるな」 慶樹はそう雷太の言葉を遮り、雷太の胸辺りの服を力強く掴んで端に行った 雷太「離してくれよ~ 乱暴だなー(笑)」 慶樹「楓はどこだ?」 雷太「…………さぁ?」 慶樹は雷太が誤魔化すのに耐えられなくなったのか、右手で握りしめ雷太の頬を殴ろうとした が…… パシッ!! 慶樹「………昭人」 昭人「らしくないことしなさんな」 後ろから昭人によって止められた 雷太「これはこれは…サッカーバカ君だね?(笑)」 昭人「んだと!てめぇ!!(怒)」 慶樹「俺を止めに入った昭人がキレてどうすんだよ」 慶樹は溜め息を吐いてそう言うと、キリッと雷太を睨んだ 慶樹「早く答えた方が身のためだそ?」 雷太「それは分がある立場の者が口にする台詞だぞ?(笑) 驕るな、今の立場がいいのは俺の方だ」 雷太はそう言うと、ポケットから携帯を取り出して続けた 雷太「俺の仲間の側にいる楓ちゃんは、俺の一声でいつでも襲えるんだよね~(笑) この状況分かってる~?」
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