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慶樹「………」
楓「………」
2人が向かい合って座っているテーブルは沙羅たちがいるテーブルとか離れた場所にあった
2人が座ってから数秒、沈黙が続く
そんな沈黙を切り裂いたのは慶樹だった
慶樹「………ごめんな」
楓「えっ?」
慶樹「…楓には関係ないって言ったこと」
慶樹は頭を掻きながら、申し訳なさそうに言った
楓は慶樹が急に謝ってくるとは思っていなかったのか、驚いた表情を浮かべる
慶樹「……
………何か言えよ」
楓「あっ、ご、ごめん……」
慶樹「ふっ、何で楓が謝ってんだよ」
遠慮しがちに謝る楓に微笑する慶樹
慶樹「楓を巻き込まないことが正解だと思ってた…
そんな自分の考えが正解だと思ってた…
でもこの考えは……不正解だった」
楓「慶樹…」
楓はホッとした表情を見せる
楓「じゃあ教えて…
何があったのか」
慶樹「ああ…
まずはーーーーーー。」
慶樹と楓は2人で話し込んでいた
沙羅「愁、この問題分かる?」
愁「そこは分かるけど、俺こっちの問題が分からないんだよね~」
沙羅「あっ、私そこは分かるよ♪」
愁「マジか!
じゃあ教え合おうぜ(笑)」
沙羅「うん♪」
昭人「あの~、俺を見捨てないでくれません??(泣)」
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