117人が本棚に入れています
本棚に追加
コンコン
………ガチャ
篠崎「あら?
やっと3号と4号が来たのね?」
篠崎先生はどうやら課題プリントを終えた順に番号をつけているらしい
1号と2号は凪と健斗のことだろう
沙羅「はぁ~~い!
私が3号でぇーす♪」
愁「はぁ?俺が3号だってーの!」
沙羅「むむっ……」
愁「な~ん~だ~よ~…」
先程まで2人仲良く歩いていたのに、今ではどちらが3号かで睨み合っていた
篠崎「そんなのどっちでもいいです!
あんたたち、もう高校生なんだから
もう少し大人になりなさい」
愁「あー、それは沙羅には無理っすね(笑)
俺は大丈夫だけど」
沙羅「何言ってんのー?
私だって大人になれますよーーだ」
沙羅は舌を出して愁に言い返すが、その後すぐにドアの前に立っている篠崎先生の後ろに見える部屋を覗いた
沙羅「なぁーんだ、先生のくせに篠さんの部屋狭そー(笑)」
篠崎「私の事はいいの!
それよりせっかく解放されたんだから、凪たちとバトミントンでもしに行ったら?」
愁「ん~そうすっか!
よし、沙羅行こうぜ(笑)」
沙羅「ラジャー♪」
沙羅は笑顔で愁に敬礼をして2人体育館に向かった
最初のコメントを投稿しよう!