第4章~宿泊学習~

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体育館に向かう途中の愁と沙羅 沙羅「バトミントン楽しみだね~♪ 私、けっこー得意だよ!(笑)」 愁「へぇ~、じゃあ沙羅はバトミントン部にでも入るの?」 そんな話をしながら、ロビーを通っていると そこに黒の学ランを着る高校生 そして黒のセーラー服を着る高校生たちが現れた 沙羅「あっ、これの天橋(てんばし)高校の制服だよね? 1日違いで、向こうも宿泊学習なのかな?」 愁「………」 沙羅「……愁?」 急に暗い顔をして黙り込む愁に声を掛ける沙羅 愁「……あっ、ごめん沙羅 じゃあ体育館行こうか」 沙羅「う、うん…」 早口で話して去ろうとする愁に沙羅はぎこちなく頷く そんな中…… ?1「おっ、愁じゃん!」 ?2「えっ、愁いんの?」 2人の天橋高校の生徒が声を掛けてきた 愁「…大河………鷹」 愁は 山田 大河(やまだ たいが)と 東口 鷹(ひがしぐち たか)の名前を呼んだ それも…… 沙羅が見たことないような……… 悲しそうな声で 沙羅(愁…どうしたの? どうして、そんな悲しそうな顔してるの?)
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