第4章~宿泊学習~

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大河「マジで久しぶりだな!」 鷹「何だよ、空高に行ったなら連絡しろよな! いつでも会える距離じゃんか!」 愁「………悪かった」 愁は元気の欠片もない顔をして言う 沙羅はそんな愁にどんな言葉を掛けてよいのか、分からず黙って横に立っていた 大河「それなら、高校のインターハイ予選で試合することになるな! あっ、てかお前サッカー続けんの?」 愁「………続けたいとは思ってるよ」 鷹「そっか! 俺はずっと心配し「何だよ、続けんのかよ」 鷹の言葉を遮って大河が先程までの優しい顔ではなくて、怒りの表情を露わにして愁の胸ぐらを乱暴に掴んで続けた 大河「忘れた訳じゃねぇだろうな この裏切り野郎」 鷹「お、おい!やめろ大河!」 沙羅「しゅ、愁!大丈夫!?」 鷹は怒っている大河の手を離して、沙羅は愁に声を掛ける 大河「…鷹だけだからな許してるの てめぇにサッカーやる資格はねぇよ」 鷹「お、おい!大河!」 怒ってその場を立ち去る大河 鷹「悪いな愁、大河や皆はまだあの事を引きずってるみたいなんだ」 愁「………本当に悪かったな」 愁は下を向きながら謝る そんな愁の肩をポンポンっと叩く鷹 鷹「謝るなって、勝つための選択だったんだろ? ただ……悲しかったのは事実かな」 鷹もそう言い残して去っていった 愁「沙羅、行こっか」
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