第3章~友達~

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それから入学式を体育館で行い 校長先生のありがたいお話を聞き、教室に戻っていった愁たち その後、自己紹介を1人1人した 篠「よし、じゃあ今日は解散です! 明日は始業式や部活動紹介などがあるから 遅刻しないようにね!」 凪昭「はぁーい!(笑)」 すっかりクラスのムードメーカーになった凪と昭人 みんなはこの2人中心に笑っていた 篠「じゃあまた明日ね! 気を付けて帰るのよー」 篠崎先生がそう言って出ていくと、みんなは一斉に席を立った 愁(さて、どうすっかな~…) 愁はそんなことを考えながら周りを見渡した 凪「健斗ぉ~! 一緒に帰ろ♪」 健「えっ、僕とですか!?(汗)」 昭「待て待てぇーい! 凪、俺もー♪」 慶「はぁ…… 少しは疲れってものを知れよ昭人」 みんな健斗の席の周りに集まっていった 愁(じゃあ俺もあそこに「あのぉ!」 愁も凪の所に行こうとしたが、2人の女子に声を掛けられた 楓と沙羅だった 楓「あの人って名前何て言うの? さっき話してたでしょ?」 楓はそう言って慶樹のことを指差した 愁「あっ、あいつは松川 慶樹って名前だよ?」 楓「ふぅ~ん、慶樹か…… ありがと♪」 そう言ってご機嫌良さそうに出ていく楓 沙「ちなみにあなたは?」 愁「俺? 俺は秋本 愁だけど…」 自分を指差しながら言う愁にニコッと笑みを浮かべて去り際に…… 沙「愁ね! 私は谷口 沙羅! 沙羅でいいからね愁♪」 自分の名前を名乗って沙羅は去っていった
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