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凪「グスッ、ングッ……グズッ」
健「な、凪……僕は大丈夫だから泣き止もうよ」
健斗はそう言って歩道の端にチョコンと座り込んでいる凪に声を掛けた
凪「ほ、ほんとぉ……?(泣)」
凪は泣き目でジィッと健斗を見た
健「う、うん……/////」
そんな姿も可愛く見えてしまった健斗は少しだけ頬を赤くしながら答えた
凪「じゃあ……学校行く」
凪がそう言ってくれたのでほっとした健斗
愁「健斗よくやったな」
健「えっ?」
愁「凪を泣き止ますのに3分なんて、俺じゃ無理だからな~(笑)」
愁はハッハッと笑いながらそう言った
健(そ、そんなに大変なんだ……)
そんなことを思いながらチラッと凪を見ると、凪は…………
凪「ん~~~~…………」
先程までの落ち込みが消えて、いつもの元気が戻っていた
そして今、何かに悩んでいるかのように腕組をしていた
愁「凪、どうした?」
凪「いや、何かに忘れちゃってる気がするんだよね~~……
何だろう?
何だっけ愁?」
愁「いや、俺に分かるかよ(汗)」
愁は困り果てた顔をして凪に言う
そして凪が悩んでいる間に学校に着いてしまった
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