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沙「それは……」
楓「間違いなく……」
沙楓「こっち!」
沙羅は楓を、楓は沙羅を同時に指差した
愁「あはは、どっちだよ!(笑)」
愁が笑いながらバンバンと机を叩く
そして沙羅は頬を膨らませて、楓は沙羅を睨んでいた
沙「私じゃないよぉ!
愁信じて!!」
楓「そう先に言い出す人こそ、可能性あるんだよなぁ~(笑)」
楓はニヤリと怖い笑みを浮かべる
そんな楓に沙羅も負けじと返す
沙「そっか……分かった!」
愁「ん?何が?」
愁は意味が分からず沙羅に聞き返す
沙「教えてあげる!
だって私は楓のこと部屋にまで上がって起こしてるんだからね!
私が行くまで何個目覚まし付けても起きないんだよ!!」
愁「へぇー、何かしっかりしてる感じの楓には想像できないなぁ」
愁はそう言って楓を見ると、楓は今まで以上に怒りが溢れ出ていた
楓「それは絶対言わない約束したよね……
中学時代に約束したよね……沙羅ちゃん…………」
沙「あっ……やばい!
楓で人をちゃんとか君付けする時は本気で怒ってる時なんだ!!」
愁「えっ、そうなのってちょ、ちょっと!!(汗)」
沙羅は愁が言い終える前に愁の後ろに隠れ、ブレザーの背中の部分を力強く握り締めていた
楓「退きなよ愁君……」
愁「いや、退きたいのは山々なんだけど沙羅が(汗)」
沙「やだぁ!
愁!絶対私を護ってね!!」
愁「えっ、ええぇ~!(汗)」
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