第4章~宿泊学習~

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沙「それは……」 楓「間違いなく……」 沙楓「こっち!」 沙羅は楓を、楓は沙羅を同時に指差した 愁「あはは、どっちだよ!(笑)」 愁が笑いながらバンバンと机を叩く そして沙羅は頬を膨らませて、楓は沙羅を睨んでいた 沙「私じゃないよぉ! 愁信じて!!」 楓「そう先に言い出す人こそ、可能性あるんだよなぁ~(笑)」 楓はニヤリと怖い笑みを浮かべる そんな楓に沙羅も負けじと返す 沙「そっか……分かった!」 愁「ん?何が?」 愁は意味が分からず沙羅に聞き返す 沙「教えてあげる! だって私は楓のこと部屋にまで上がって起こしてるんだからね! 私が行くまで何個目覚まし付けても起きないんだよ!!」 愁「へぇー、何かしっかりしてる感じの楓には想像できないなぁ」 愁はそう言って楓を見ると、楓は今まで以上に怒りが溢れ出ていた 楓「それは絶対言わない約束したよね…… 中学時代に約束したよね……沙羅ちゃん…………」 沙「あっ……やばい! 楓で人をちゃんとか君付けする時は本気で怒ってる時なんだ!!」 愁「えっ、そうなのってちょ、ちょっと!!(汗)」 沙羅は愁が言い終える前に愁の後ろに隠れ、ブレザーの背中の部分を力強く握り締めていた 楓「退きなよ愁君……」 愁「いや、退きたいのは山々なんだけど沙羅が(汗)」 沙「やだぁ! 愁!絶対私を護ってね!!」 愁「えっ、ええぇ~!(汗)」
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