第4章~宿泊学習~

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愁「お~い!楓ー!」 愁は慶樹の言葉が本当なら、奇跡だと思いながら テンション高めに楓と沙羅の元へ向かった 楓「えっ、何?」 沙「む……私の名前は呼んでくれない」ボソッ 沙羅は小さい声で拗ねてたが、愁には届かず話はそのまま進んでしまった 愁「ちょっとよくネックレス見せてくれない?」 楓「ネックレス? ……まぁ、いいけど?」 何故見せる必要があるのか分からずにいる楓は不思議そうにしながら見せてくれた 本来なら、ワイシャツの上のボタンまで閉めて女子ならリボンを付けなければならないが 楓は入学式の時以来、リボンを付けておらずボタンの上2つは開けているので 見ることはそんなに難しくなかった なのですぐ分かった…… 愁「緑色だ…………すげぇ……奇跡だ」 愁は喜びよりも驚きが先に来てしまった 沙「?? ねぇ、私にも分かるように説明してよ!」 沙羅は分からないことが、嫌だったのか愁の袖をグイッと掴み言った 愁「おう、そうだな! じゃあ2人ともこっち来てよ!(笑)」 愁はそう言って健斗と凪、昭人がいる所に2人を連れてきた 愁「おーい慶樹! お前も来てくれよ!(笑)」 慶「……ったく、仕方ねぇな」 慶樹は読んでいた本を置いて愁の所に行った そして揃った………… 凪「虹の7人だね!!(笑)」
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