第4章~宿泊学習~

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凪「ムスーーーッ……」 愁「ムスーーーッて声に出して言うなよ(汗)」 凪「ふん! 負けてあげたのは今回だけだもん……」 どうやら凪は朝の件のことをまだ根に持っているらしい 愁「そんな膨れっ面してたら、みんなに嫌われちゃうぞ~」 凪「愁のどや顔よりはましだけど?」 愁「なんだ「あっ、愁!!(笑)」 愁が凪に対して怒ろうとしたが、その言葉を遮ってやって来たのは沙羅と楓だった 沙「おはよぉー!(笑)」 愁「おっ、沙羅! いいとこに来た!!」 愁はそう言うとご機嫌斜めの凪を指差しながら続けた 愁「俺のどや顔と凪の膨れっ面、どっちが嫌われそう!? 」 沙「えっ!? きゅ、急にそんなこと言われても(汗)」 沙羅は急な質問に少し動揺していた そんな沙羅の様子を見て楓は言葉を発した 楓「まぁ、凪の膨れっ面は可愛いよね!」 凪「か、楓~~(笑)」 凪はパァッと笑顔になり楓に抱きついた 楓「ちょ、ちょっと凪!(汗)」 凪「楓大好きぃ~~♪ 今度何か奢る~!(笑)」 楓「わ、分かったから抱きつかないでよ!(汗)」 楓は凪から離れようとするが、凪は楓から離れようとしなかった 愁「その凪に捕まると大変だぞ~! 楓~、頑張れよ~!(笑)」 愁はそう声を掛けて、一足先に学校へ向かった 沙「どっちだろう…… 愁はどや顔だってかっこいいし、凪の膨れっ面だって可愛いし…… でもここで愁って答えたら凪にバレちゃうかもしれないし、凪って答えて愁にショック受けさせたくもないし…… 個人的には愁のどや顔の方がーーー。」ブツブツブツ
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