第4章~宿泊学習~

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凪「おーい、みんなー!」ボソッ 凪は篠崎先生にバレないようにしながら、低姿勢で愁たちと合流して、7人でブロック席を座り直した 愁「おせぇーよお前ら!」ボソッ 健「こ、こんな所が本当にゴール地点なのかな?」ボソッ 昭「さぁーな でも、篠さんのあのウキウキ感は何かあるぜ?」ボソッ 昭人の言う通り、確かに篠崎先生は先ほどから笑顔でジュースに入っているストローをクルクルと回している 沙「も、もしかして旦那さんかな?」ボソッ 慶「旦那さんと会うのに、あんなウキウキするか普通……」ボソッ 楓「じゃあ、何であんな嬉しそうなの?」ボソッ 昭「でも、俺の読みではありゃ男だせ」ボソッ 凪「ってことは……まさか…………」ボソッ 愁凪昭沙健「ふ、不倫!!?」ボソッ 楓と慶樹以外の5人と驚きを隠せていない表情だった 楓「で、でも篠さんに限って不倫なんてさぁ……」ボソッ 凪「愁、聞いてきて……」ボソッ 愁「はぁ!? 何で俺なんだよ!! 健斗!お前が行け!」ボソッ 健「ぼ、僕!!?」ボソッ 昭「ちょ、ば、ばか! 健斗押すなよ!!」ボソッ 健「ぼ、僕じゃないよ!愁が(汗)」ボソッ 愁「俺でもねぇよ! 凪だよ凪!!」ボソッ 凪「いいから誰か聞いてきてよぉー!」ボソッ 凪が力強く通路側の愁を、そして愁が健斗を、健斗が昭人を押していた そんな中………… ガタッ! 篠崎先生が立ち上がってファミレスの入口側を見た 篠「二宮君!夕紀!(笑)」
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