第4章~宿泊学習~

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夕紀と呼ばれる人はそう言ってお腹に手を置いた 篠「男の子か女の子かっていうのはもう分かるの?」 夕「はい! 今度は男の子です(笑)」 篠「へぇ~! 名前は名前!!(笑)」 篠崎先生はまるで自分のことであるかのような喜び方をして聞く 翔「優太(ユウタ)です 常に真っ直ぐで、その心は優しさの太陽であれ ……優香の意志をを息子に繋げてみました(笑)」 愁「……誰のことだ?」ボソッ 昭「俺の予想だと…… もう1人の女だな」ボソッ 楓「…………」ガタッ 昭人の言葉を聞いて楓は怒った顔をして席を立った 沙「か、楓?」 楓「…………許せない」 楓はそう呟くと、篠崎先生と二宮と呼ばれる人と夕紀と呼ばれる人のテーブルの前に立った 篠「えっ、楓! あなた何でここにいるの!?」 楓「篠さん……そんなことは今どうでもいいよ ねぇ、かっこよかったら他に女つくっていいの? 夕紀さんっていう人が隣にいながら優香って誰? 奥さんいるのにそんな優しそうな声で他の女の名前呼ぶの!?」 慶「おい、やめろ楓」 慶樹は楓の隣に立って楓の肩を掴む
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