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夕「楓ちゃんだっけ?」
夕紀と呼ばれる人は楓のことを正面から見て続けた
夕「優香ちゃんのことはいいの」
楓「ど、どうしてですか……?」
探るようにして聞く楓に夕紀は微笑みながら答えた
夕「私が翔に約束させたの(笑)
1年のうちの1日……
優香ちゃんの命日だけは、優香ちゃんのことも見てあげてって」
愁「命日って…………」
凪「そんなにまで思わないといけない優香って人はどんな人なんですか?」
愁や凪だけではなく、7人全員が姿をしっかりと現し話を聞こうとした
夕「それは……私が言うよりも翔が言った方がいいんじゃない?(笑)」
夕紀と呼ばれる人はそう言って隣に座る翔と呼んだ人を見た
翔「ん~……
一言で表すなら……太陽かな(笑)
誰にとっても、どんな感情を持つ人にとっても無くてはならない1つの輪
誰よりも多くの温かさを配ることができた大空に輝き咲き誇る花……って分かりづらかったね(汗)」
そう言って申し訳なさそうにするが、7人は何を言っているのか本気で分からなそうにしていた
夕「高校生活送ってれば分かるよ(笑)
私や翔が1番恋を知れたのはその3年間だから!」
健「恋…ですか………」
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