第4章~宿泊学習~

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愁「五十音?」 沙「えっ? よく分からないよ……」 雷「まず暗号を振り返ってみようか? 【この暗号が示す場所へ来た者たちに報酬を与えよう 1/4+2/1+2/1+3/2+1/2+5/10+5/5+5/3+3/1+5/2 1~5/1~10】だっただろ? 分母の1~10はあかさたなはまやらわのことで 分子の1~5はあいうえおの順番のことさ」 健「な、なるほど…… 例えば1番最初の1/4はた行の1番目ってことだから【た】」 凪「次の2/1はあ行の2番目だから【い】」 楓「それを続けていくと【体育館の倉庫】になるのか!(笑)」 昭「よぉ~しゃ! 答えが分かったなら早速体育館の倉庫に行こうぜ! 雷太だっけ?ありがとなぁー♪」 健「あっ、ちょっと待ってよ昭人ー!」 凪「健斗も私を置いてかないで~!」 愁「おいおい、みんな待てよ! 沙羅!早く行くよ!(笑)」 沙「うん!行こう愁!」 そう言って楓と慶樹、雷太を除いたみんなは体育館に向かって行った 慶「………………楓、行くぞ」 楓「あっ、うん…」 慶樹は雷太に背中を向けて体育館に歩き出した 雷「待てよ」
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