第4章~宿泊学習~

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愁「何か俺さ、篠さんの裏の怖さを知った気がする……」 昭「俺も~(汗)」 そう言う2人の脳裏に浮かぶのは、先ほどの篠崎先生の言葉だった ーーーーー 篠「あなたたち勝手に温泉宿出て行って、勝手に私を尾行して、勝手に私の元生徒に暴言吐いたんだから 当然私のクラスの生徒として、当然明日のテストに向けて勉強するのよね! 偉いわ~(笑)」 ーーーーー 凪「あんなこと言われたら勉強するしかないよね…」 沙「あっ、そこの角曲がれば、図書館に着くよ!」 沙羅は先ほど篠崎先生から受け取った、図書館までの道が書かれた紙を見ながら言った 健「ここだね」 ガラガラガラ 健斗は図書館のドアを開けると端の棚には数えきれない本があり、広々とした真ん中には多くの大きな机とイスがいくつも配置されていた 楓「あっ、さっきの……」 慶「高野……雷太」 1つの机に先ほどの答えを教えてくれた雷太とその周りに何人かの女子生徒がいた 女1「なるほどー! 分かりやすい~(笑)」 女2「雷太君って、本当に勉強できるんだね!」 雷「そんなことないよ! 人並みだって(笑) ……あっ」 雷太は楓たちに気付いたのか、こちらにやって来て言った 雷「慶樹君たちも勉強? 流石、頭の良い男の友達は違うね~(笑)」
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