第4章~宿泊学習~

45/127
前へ
/153ページ
次へ
健「愁と沙羅は5問中5問正解」 愁「よしっ!」 沙「やったね!愁!(笑)」 沙羅は笑顔を愁に向け、愁も同じように沙羅に笑顔を向ける 健「で、問題の昭人だけど…… 1つも合ってないよ」 昭「ありゃりゃ? おかしいなぁ~(笑)」 昭人は苦笑いをして話を誤魔化そうとした 健「昭人~、この問題はさっき僕が教えたじゃん!」 昭「つーか、俺の間違いにバツ印を付けるなバツ印を! 星印にしてくれよ!そうじゃなきゃ覚えられんわ!!」 楓「それどんな言い訳(汗)」 慶「そんなのだめだ 星印が多すぎて解答用紙が天の川になる」 慶樹は溜め息をついてそう言った 沙「そうだ! 罰ゲームどうしようかな~(笑)」 愁「な~んかとんでもないことやってほしいよな~(笑)」 昭「…………てか、みんな気付いてた?」 凪「気付いてた?何に?」 昭「…………あれ」 昭人はそう言ってゆっくり自分の正面の方を指差した みんなは恐る恐る昭人が指差した方を見る しかしそこにあるのは本棚であり、他には何もなかった 健「何も……ないよね?」 愁「どうしたんだよ昭人…………ってあれ?」 愁は振り返って昭人がいた方を見たがそこにはもう昭人はいなかった 凪「まさか……」 楓「昭人…………」 慶「…………逃げたな」 健「うん、逃げたね」 愁沙「はぁ~~~~!!!!」
/153ページ

最初のコメントを投稿しよう!

117人が本棚に入れています
本棚に追加