第4章~宿泊学習~

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雪「てか、何でコップ2つも持ってんの? 友達の分?」 楓「うん、そうだよ(笑)」 楓は笑みを浮かべて答えた その反応を見て雪生は目を細めて楓を見る 楓「な、何?(汗)」 雪「いや……今の笑顔に男の気配を感じた(笑)」 楓「えっ……//////////」 楓は雪生の発言にどんどん顔を赤くしていった 雪「あはは、冗談で言ったつもりだったのにそんなに顔を赤くするから 図星だって分かっちゃったよ(笑)」 楓「も、もう!意地悪しないでよ!!(汗)」 楓はコップを持ちながら、軽く雪生の肩を叩いた 雪「ごめんごめん! でも楓ちゃん可愛いからすぐ付き合えるんじゃない? ……あっ、水差しあるじゃん」 雪生はそう言って水差しが前のテーブルに用意されているのを見つけた おそらく水差しの水を切らしてしまったので、温泉宿で働く人が水を補給しに行っていたため前のテーブルに水差しがなかったのだろう 楓「雪生君だって女がほっとかないんじゃない?」 楓はそう言って、前のテーブルまで行ってコップに水を入れた 雪「そんなことないよ! でもいい機会だし、その男の人に気持ち伝えてみたら? 宿泊学習って言うイベントの力ってバカにできないよ!」
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