第4章~宿泊学習~

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健「な、凪… そんなにしたら歩きづらいって(汗)」 凪「だ、だってぇ…………(泣)」 健斗と凪は2人で温泉宿の敷地を歩いていたが、凪がただただ怖がっていて健斗の服を強く引っ張っている 凪「お化け! お化け出るって絶対ぃ!!」 健「出ないから大丈夫だよ凪!(汗)」 凪「そんなこと言ってもさ~……」 凪は健斗に頼りっきりでくっつきながら歩いていたので…… ガツッ!! 凪「きゃっ!!」 健「うわぁ!」 足元の石に足を引っ掛けてしまい健斗ごと転んでしまった 健「いたたたた……凪、大丈夫?」 凪「私は…………ッ!!」 健「な、凪!大丈夫!?(汗)」 凪はどうやら引っ掛けてしまった足を捻ってしまったらしく、痛そうに右足首を抑えていた 凪「ご、ごめんね健斗ぉ……私が……掴みすぎてたから、健斗の転んじゃって…………」 健「ぼ、僕は大丈夫だから…… それより凪、歩けそう?」 健斗はそっと凪の右足首を触ったが、それだけでも…… 凪「いったぁ!(汗)」 凪は痛みを感じてしまった 健「凪……そんなに痛いの?」 凪「う、ううん!大丈夫! まだまだ歩けるからさ!(笑)」 心配させまいとしている凪の様子を見て、健斗は………… そっと背中を向けて凪を背負える体制になった 凪「…………えっ?」 健「……あ、甘える時は、ちゃんと甘えるのが友達って言うか 凪が困っているの分かっているのに、何もしないのはおかしいと言うか ……そ、その…………/////////////」ブツブツ
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