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沙「ねぇ!
さっきそこで何か動いたよ!!」
愁「えっ!本当!?」
沙羅が指差す先を愁は凝視するが……
シーーーーン
沙「…………って、あれ?」
愁「……何もないみたいだね」
沙「おかしいなぁ……」
沙羅は不思議そうな顔をしながら愁と一緒に前を歩いていった
愁「そう言えば、沙羅はいっつもそのヘッドフォンしてるよね!」
沙「だってこれは私の宝物だもん♪」
沙羅は小さい手で優しくヘッドフォンに触れた
愁「でも、そのヘッドフォンって何年か前に有名になったやつじゃない?」
沙「愁せぇーかい!(笑)
よく知ってるね!」
愁「まぁ、音楽関係は全般好きだからね!」
愁はそう言うのと同時に1つ疑問が浮かんだ
愁「あれ?
でも沙羅って音楽機器持ってたっけ?
沙羅がiPodとか持ってるの見たことないんだけど…」
沙「持ってはいるけど、このヘッドフォンでは聴かないの(笑)
このヘッドフォンは音楽を聴く、聴かないで付けてる物じゃないからさ!」
そう言いながら、沙羅は愁に少しだけ話した
このヘッドフォンをなぜ沙羅が持っているのか……
そして……楓との出会いのことを…………
ーーーーー
?「あんたムカつくんだよ!!」
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