第4章~宿泊学習~

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沙「ねぇ! さっきそこで何か動いたよ!!」 愁「えっ!本当!?」 沙羅が指差す先を愁は凝視するが…… シーーーーン 沙「…………って、あれ?」 愁「……何もないみたいだね」 沙「おかしいなぁ……」 沙羅は不思議そうな顔をしながら愁と一緒に前を歩いていった 愁「そう言えば、沙羅はいっつもそのヘッドフォンしてるよね!」 沙「だってこれは私の宝物だもん♪」 沙羅は小さい手で優しくヘッドフォンに触れた 愁「でも、そのヘッドフォンって何年か前に有名になったやつじゃない?」 沙「愁せぇーかい!(笑) よく知ってるね!」 愁「まぁ、音楽関係は全般好きだからね!」 愁はそう言うのと同時に1つ疑問が浮かんだ 愁「あれ? でも沙羅って音楽機器持ってたっけ? 沙羅がiPodとか持ってるの見たことないんだけど…」 沙「持ってはいるけど、このヘッドフォンでは聴かないの(笑) このヘッドフォンは音楽を聴く、聴かないで付けてる物じゃないからさ!」 そう言いながら、沙羅は愁に少しだけ話した このヘッドフォンをなぜ沙羅が持っているのか…… そして……楓との出会いのことを………… ーーーーー ?「あんたムカつくんだよ!!」
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