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慶「………………」
愁「楓…………」
沙「でも尾行なんてだめだよ楓ぇ」
沙羅はプゥーーッと頬を膨らませ、背伸びして楓の肩に顎を置いた
楓「そう……だよね」
慶「…………だったら会いに行くぞ」
慶樹はそう言って楓の前に立った
愁「よ、慶樹?
そんなことしたら……また篠さんに怒られるぞ」
慶「それは尾行なんてしたからだ
だったら堂々と会って、その夕紀さんに聞きたいこと聞けばいいんだよ
俺も一緒に行ってやるから」
楓「慶樹……」
慶「…………って訳だ
愁、沙羅
2人は先に健斗たちと合流して宿に戻っててくれ
俺たちは後から戻るから」
その後に慶樹は『行くぞ』と声を掛けて楓と一緒に翔たちが歩いた道を辿っていった
愁「大丈夫かな、あの2人……」
沙「まぁ、大丈夫じゃない?
2人ともしっかりしてるんだしさ(笑)」
沙羅はニィッと笑みを浮かべるので、愁も同じように笑みを返した
愁「凪たちは走って行っちゃったけど
足元暗いし、俺たちは歩いて行こっか!」
沙「うん!そうだね♪(笑)」
そう言って愁たちも慶樹たちとは別方向の道を歩いて行った
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