第4章~宿泊学習~

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慶「………………」 愁「楓…………」 沙「でも尾行なんてだめだよ楓ぇ」 沙羅はプゥーーッと頬を膨らませ、背伸びして楓の肩に顎を置いた 楓「そう……だよね」 慶「…………だったら会いに行くぞ」 慶樹はそう言って楓の前に立った 愁「よ、慶樹? そんなことしたら……また篠さんに怒られるぞ」 慶「それは尾行なんてしたからだ だったら堂々と会って、その夕紀さんに聞きたいこと聞けばいいんだよ 俺も一緒に行ってやるから」 楓「慶樹……」 慶「…………って訳だ 愁、沙羅 2人は先に健斗たちと合流して宿に戻っててくれ 俺たちは後から戻るから」 その後に慶樹は『行くぞ』と声を掛けて楓と一緒に翔たちが歩いた道を辿っていった 愁「大丈夫かな、あの2人……」 沙「まぁ、大丈夫じゃない? 2人ともしっかりしてるんだしさ(笑)」 沙羅はニィッと笑みを浮かべるので、愁も同じように笑みを返した 愁「凪たちは走って行っちゃったけど 足元暗いし、俺たちは歩いて行こっか!」 沙「うん!そうだね♪(笑)」 そう言って愁たちも慶樹たちとは別方向の道を歩いて行った
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