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酷い朝でしたね。
部屋をノックしますが反応が無く、
わざわざ受付で説明して予備の鍵を借り、
いざ入ってみればドアの前にマーニャさん。
雪さんの上にアレフさん。
アレフさんの顔に飛鳥さんの足。
飛鳥さんの右手は雪さんの胸。
叫べど叫べどまるで起きない。
アレフさんを揺すってみたけど起きない。
飛鳥さんの顔をぺしぺししたけど起きない。
雪さんを叩いてみたら……人選を間違えましたね。
凄く不機嫌な雪さんが上に乗っているアレフさんを見て悲鳴を上げ、
その悲鳴でやっと半分起きた飛鳥さんが雪さんの胸を揉みしだき、
寝返りを打ったアレフさんが雪さんの顔を蹴り飛ばし、
いつの間にか起きていたマーニャさんがこれは楽しそうだとダイビング。
私も巻き添えてアレフさんの上に落ちたものだから下の雪さん涙目。
あとはもう半ギレのアレフさんがマーニャさんと格闘して、
私は下で踏まれている雪さんを何とか引っ張りだし、
まだ寝惚けている飛鳥さんの協力で何とか仲裁しました。
これを丸々イヴさんに話したら、
「ふ~ん……」
とだけ返ってきました。
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