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私はこの機会に、とてもくだらないことだが聞いてみたいことがありました。
「そういえば今朝でしたっけ、もじゃもじゃさん……」
「黒峰さんと御・呼・び☆ミ」
「……」
「黒ちゃんが何?」
「あ、え~……なんでステーキ皿の上で寝てたんですか?」
「あっはっは~、あれはたまたまだよ~」
「いつもじゃねぇか、先週はグラタン皿だったな、」
「あれ?そうだっけ?」
「そのうち顔からステーキの油が垂れるようになるぞー」
「うへ~、それはやだわ~、」
黒峰さんが「うししし、」と独特な笑い方をする、
「それに健康にも悪そうだ、」
紫織さんが、そんなにたいしたことないように言う。
「そうですよ、あのような寝方は体に悪いです」
私がそう注意したが「はいは~い」としか取り合ってくれませんでした。
なぜ皿の上で寝てしまうのかは、
私の中では悪酔いということにおさまったのでした。
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