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浄化は夕方まで続き、
私達がギルドに戻ったのはかなりの夜更けでした。
私は疲れた体を椅子に預けながら、イヴさんの話を聞いていました。
「もう一度確認します、怪我をした者はいないですね?
汚染の化膿は酷いですからかすり傷でもあれば言ってください。
……では、今回の浄化状況の報告をします。」
話は長く、簡単にまとめると、
このギルドから北部の山岳地帯一帯の樹木は浄化されました。
私達が討伐できたウルフなどの獣達は浄化焼却後、処分。
私達に討伐されなかった汚染された獣たちは、
山岳地帯奥地のエリアに逃げたこと。
それらは追わずに放っておくこと。
怪我人はおらず、無事成功したことが話されました。
私は疲れたので、紫織さん達それぞれに挨拶を済ませて足早に宿舎に帰り、
ベットに倒れたら寝てしまいました。
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