第1章

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少女はこっちを向いていた。 犬の爪が傷つけたのか彼女の右のまぶたに傷がついていた。 そしてそのまぶたの隙間から見えた少女の瞳は、白くにごって生気がなかった。 次の瞬間・・・ 女性の悲鳴が静かな朝の公園にこだました。 犬はそんな飼い主を心配そうに見つめている。
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