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本当に神様なのに
ぼんやり考えていた。約束の待ち合わせ場所を間違えたのではないか等々
それなら、それで連絡は来る筈……?
それとも
クスッと思い出し笑い
視線を感じてふと顔をあげると?
山のような見学者の列、列、列
「ヘ(≧▽≦ヘ)♪キャー」
黄色い声をポカンと聞いて辺りを見渡す。
「あの……写メいいですか?」
えっ?僕!?
びっくりして何度も自分を指差す。
相手何度も頷くの繰り返し
どうしよう?
注目されてる自覚症状は全く無し
本当に僕ですか?
相手がどうも不安になったらしく
「あの……不二の宮ケーブルテレビの方ですよね?」
確かそう言ってたよね……
ふと
富士宮ケーブルテレビのドラマは予算の都合でいきなり始まる。
らしい
そんな話をイワナガさんがしていたっけ?
バルドルはそんな事をボンヤリ考えていた。
「あの…」
「ああ!ゴメンゴメン!イワナガさんのファンならぜんぜんOKですよ!」
北欧の天然太陽神バルドルは、自分目当てのファンに全く気付いてなかった。
「こいつなら、私でも横取りできるかも…って感じだったけどやっぱりごめんなさい。お姉ちゃんの獲物に手を出したら悪いよね?」
私はそう言って辞退しようとしたんだよ。長々メールで(・・;)有り難う、私の妹なら遠慮なんかしないでよ( `д´)だから邪魔している(*・・)σは誰!
マネージャーさんに見つかったら命無いからね、それでもいいって感じ?かな?( ;゚皿゚)ノシちなみにこのスマホは、ハデス様のですから!
そういう事は、ライン繋がっているって話かい(゜ロ゜) ゚ ゚ ( Д )
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