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さて、どうするか。
普段なら、相手が誰であろうが気にしない。
俺は俺の仕事をするだけだ。
ま、担当者が男の場合、あまり出しゃばらない方が上手くいくっつーのもあるが。
自ら関わりにいくようなことは、まずしない。
が、今回は……それだけじゃ足りないかもしれない、な。
ふうっ、と息を吐いて、画面を見据えた。
どんな展開が待ち受けようが、関係ない。
俺は俺のやり方で、彼女を助けるんだ。
そう心に刻んで、仕事に取りかかった。
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