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……もしかして、羽村も同じ、か?
俺が酒を選びきれなかったのと同じに、羽村も。
俺のことを考えて、料理を作ってくれたんだろうか。
俺が喜ぶものを考えて、準備してくれていたんだろうか。
都合の良すぎる考えだとは自覚していた。
でも、言い様のない気持ちがこみ上げてきてどうしようもない。
もし、羽村が俺と同じ気持ちでいてくれたなら……こんなに嬉しいことは、ないのだから。
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